2009年度勉強会「ウェブ開発プロセス」への理解・専門講座2&3:使ってもらえるシステム開発・UIDDプロセスを理解しよう 前編・後編

お知らせ:勉強会専門講座、前編/後編ともに終了しました。

UIを中心とした開発プロセスであるUIDDをテーマの根底におきながら、エンタープライズ向けのRIA開発プロセスを学ぶ

「企画・要件定義フェーズ」と「設計・実装フェーズ」での作業プロセスの説明を前編・後編と2回に渡って実施致します。

利用者にとって「使いやすいウェブサイト」は、サイト所有者(企業や公共サイト)にとっても、目的を達成し、利益をもたらします。そうしたサイトの構築プロセスの中で、クライアントと制作者の間で、ユーザーインフェース(UI)が重要視されており、制作プロセスとして人間中心設計(HCD)やユーザーエクスペリエンス(UX)デザインなどが注目されています。こうしたサイト利用者を中心に据えた考え方は、RIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)の開発の中においても大きく注目されています

今回の勉強会専門講座では、UIDD(User Interface Driven Development)というUI先行型の開発プロセスに着目しました。利用者にとっての「使いやすさ」は、RIAの環境下に於いても達成しなければならない重要な要件であり、UIDDプロセスによって生み出されるRIAは、クライアントの目的達成はもちろん、制作者との開発プロセスにおいても、クライアントとの意識のズレを軽減されるなど、多くの利益を生み出します。

システムエンジニアやプログラマにとって、長い間、機能を重視し「動作すること」の完成度が最優先であった時代から、動作することは当然の要件として「使いやすく魅力的」であることが求められています。この勉強会専門講座では、UIDDを提唱されている株式会社USEの栗田 剛氏をお迎えし、RIA開発に関する内容をUIDDの考え方に沿って、「導入・企画」と「設計・実装」というプロセスを前編・後編という2回に渡って実施します。システムエンジニア、プロジェクトマネージャといった開発環境はもちろん、開発者と一緒にウェブのプロジェクトを進めるデザイナーやディレクター。さらにRIAを使って目的を達成したクライアント側の担当者や、マーケティング部署の方々にも必見の勉強会です。

また、今回の勉強会では基礎講座講師の森川眞行氏が、栗田講師の聞き手として、アシスタントとして付きます。参加される皆さんにより理解してもらえる専門講座をめざします。

講師からのコメント

使われてこそのアプリケーション開発を求めて

USEの栗田です。今回は皆様にUIを中心とした開発プロセスであるUIDDをテーマの根底におきながら、エンタープライズ向けのRIA開発プロセスの講義を前編・後編との二回にわたって行います。前編ではRIA開発における企画・要件定義フェーズまでについて、 後編では開発フェーズ(基本設計、詳細設計、製造)、テストフェーズ、導入フェーズ(構築・導入)までについて、それぞれの成果物サンプルを使いながらお伝え致します。前編・後編を通じて各フェーズで必要となるものや、作業プロセスの抽出・計画の立て方・進め方をお伝えいたします。

また折に触れてRIA開発の導入事例などもお話したいと思います。RIA導入・検討をこれからご検討されている方、今まさに悩まれている方にお薦め致します。また、RIA開発プロセスを体系的に学ばれたい方は是非ご参加頂きたいと思います。(栗田 剛)

推薦のことば

システム開発もウェブ構築も「使いやすさ」が求められている

協会ではこの秋から勉強会・基礎講座、専門講座を開講しています。私の担当している基礎講座では、ウェブ開発のプロセスを最初から時系列に沿って解説しています。この講座を通して、とりわけ重要性を感じ、受講者の皆さまにお伝えしているのが「サイトの使いやすさ」という部分です。サイトは利用者が使いこなしてこそ、その目的を達成するという考えの上に立っています。その考えはサイト構築だけでなく、RIA開発においても同様のテーマが求められているようです。

今回私は、栗田講師の聞き手として、アシスタントとして参加させていただき、一緒に勉強したいと思っています。既に第一線で活躍されているウェブディレクターの方をはじめ、企業におけるウェブ担当者、そしてシステムエンジニアをはじめとする開発者の方々には、じっくり時間をかけて学んでいただけるチャンスだと思います。(森川眞行:日本ウェブ協会 理事長)

日程

概要

講師プロフィール

1973年8月生まれ。1998年株式会社USEへ入社。以降、SEとして大手通信会社のシステム開発を中心に約10数年活躍。ICカード、Web、セキュリティ技術関連のアプリケーション開発を経験して人並みのSEとなる。2003年にRIAの可能性や将来性を認識し、2004年以降RIAコンソーシアム(RIAC)にて活動しエンジニアとクリエーターとの協業の仕方を知る。コンシューマ向けのRIA開発から業務システム向けのエンタープライズRIA開発までを手掛け、現在はRIA導入コンサルタントとしても活躍。「木を見て森も見る」がmotto。よく寝る黒いパグと生活をしている。名はchloe(クロエ)。